同じカクテル

家に帰る前に少し飲みたいな。と、思っていたら、駅のすぐ近くに立ち飲みのオシャレなBARができていた。
毎日、この道を通っていたのに気がつかなかった。最近、仕事が忙しかったからなぁ・・・。
忙殺されて、ポイント無しの出会い系サイトを見る暇もなかったから出会いもない。
お店に入ると思っていた以上に人がいて驚いた。結構、私みたいな女性客もいる。
さすがに長居するような雰囲気じゃないため、みんな1、2杯飲むとお店を出て行く。
マスターとの会話を楽しみながらじっくりとお酒を飲むのもいいけれど、疲れていて、あまり人と話をしたくないときは、こんなお店もいいものだなぁ。
なんて思いながら、マティーニを頼んだ。SNSコミュニティーサイトで誰かとデートする機会があれば、ここに連れてこよう。
手際よく差し出されたマティーニを一気に飲んだ後、思っていたよりおいしかったのが何だか嬉しくて誰かに話したいと思い身体を動かした時、隣にいた男性の肩にぶつかってしまった。
「ここ、なかなか良いお店ですね。」ぶつかった男性の手には、私と同じマティーニが。
マティーニなんて別に珍しいカクテルじゃない。
この男性が、このカクテルを頼んでいたからって別に何の不思議もないことだけれど、この時の私は、この出会いが偶然だとは思えなかった。
「そうですね。つぎは、何を頼みます?」この出会いがはじめてだというのに、私達は、ずっと前からの知り合いのように話はじめた。

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2011年7月8日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:日記

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